Ron's Backlog

奔放不覊

放浪

放浪 (旅学BOOKS)

放浪 (旅学BOOKS)

窪塚洋介くんの本。
昔から、彼の存在が気になっていた。あまり芸能人に興味がないのだけど、彼の発想や存在感、そして眼力は、とても素敵だと思ってる。
彼は横須賀市民で、僕の家から遠くない所に住んでいる(たぶん)。

たまたま会社の帰りがけに本屋に行った際、この本を見かけた。チラチラと立ち読みしたのだけど、サイン会があるようなので、買ってみることにした。正直、サイン会よりも中身が面白かったことが買った理由なのだが…。

で、そのサイン会に行ってきた。仕事が終わらないので、ちょっと抜けて…。
初めて見た実物の彼は、思ったよりも細くしなやかに見えた。サインを待つこと約1時間、自分の番が来ると何も言葉が出てこない。いつもは数十人の前でプレゼンやデモを行っているのに、たった一人の前で緊張して真っ白になっている自分に気付く。結局、彼の振ってくれている言葉を拾えずに、自分本位な事を話して終わってしまったのが残念でならない。
全ての人をまっすぐに見ていた彼の眼が、これから先の何を見ているのか自分には解らないけど、俳優、ミュージシャン、そして父親としての彼を応援していきたいと思う。

九州の思い出(門司・下関編)

仕事が忙しいので、帰ってからクールダウンのために更新中。
ちゃんと寝て、体力を温存するべきなんだろうけど…。
  
第2弾は門司港・下関編。
  
最初は門司港門司港レトロ…と言うように、駅もレトロ調。

そんで名物の焼カレー。

  
連絡船で下関に渡り、まずは亀山八幡宮へお参り。亀やフグが居ます。
ちょうどお祭り時期だったらしく、国会議員安倍晋三さんが居りました。


  
そのまま、歩いて赤間神宮へ。こちらは壇ノ浦の合戦で入水した安徳天皇の御陵だそうです。また平家一門の墓所でもあり、耳なし芳一も祀られていました。

安徳天皇の御陵

平家一門のお墓

そして耳なし芳一

  
で、山口名物の瓦そば

  
さらに歩いて関門トンネルを歩いて戻る…。意外と距離があってきつかった…。
門司に向かいます…

そして県境

門司に到着

両側にスタンプが置いてあり、合わせると↓になる

  
  
おまけ
おしゃれな軽トラ。こういうネーミングのセンスは大好き。

それと、下関のマンホール。前や上ばかり見ず、たまには下を向いて歩いてみよう。


  

九州の思い出(天草編)

博多での生活も残り少なくなってきたので、ぷらり旅の記録を残しておく。
ただし、仕事がドタバタなので、不定期更新…。
  
まずは第1弾として天草編。
  
最初に崎津天主堂
明治時代、仏教徒の大工さんが見よう見まねで建てた教会。未だに現役のカトリック教会で、週末は礼拝やミサが行われている様子。中も見学できるのだけど、撮影は禁止されている。外見も素晴らしいが、中はもっと美しかった。

庭にある聖母像。大江天主堂にもあるが、ルルド聖母像なのだと思う。

おまけ
崎津天主堂は港にあるので、猫がたくさん…

  
次は大江天主堂
崎津天主堂と同じ人が建てたっぽい。丘の上にあり、大江天主堂からの眺めは最高。また、暑い陽射しにも関わらず、海風が心地よかった。

同じくルルド聖母像

大江天主堂からの眺め

おまけ
両天主堂とも維持のために寄付金を募っています。立ち寄ることがあれば、拝観料と思って寄付してください。

  
  
天草は、海の景色がとても美しかった。海から立ち上る蒸気が雨雲となり、ところどころに雨を降らせる様を見ることができる。正直なところバイクを止めて写真を撮ろうかと思ったが、写真に収められない自然の景色を心に留めておくことにした。このような自然を大切にしたいと思うのと同時に、昔大好きだったMidnight Oilの自然保護を訴えた曲「Beds are burning」を思い出した。

4コマ戯画 サラリーマンに効くクスリ! 会社に“ダメ人間”にされないための77話

4コマ戯画 サラリーマンに効くクスリ! 会社に“ダメ人間”にされないための77話 (KINDAI E&S BOOK)

4コマ戯画 サラリーマンに効くクスリ! 会社に“ダメ人間”にされないための77話 (KINDAI E&S BOOK)

先週末の試験が終わるまで封印してました。
試験明けから、じっくりと読むこと1週間。楽しみました(笑。
  
本には掲載されていませんが、僕は↓これが好きです。
自分を見つめる
  
この本は20代後半のサラリーマンに読んでほしいと思ってます。
僕自身(もうすぐ40歳になるけども…)、ワガママばかり言い、好きなことをやり、失敗しても謝るだけで、かなり自由なサラリーマン生活をおくってます。
びきさんとは立場が違うので好き勝手なことを言うと、「自分が正しいと思ったことをしてほしい」ということ。本書でいうと、「お上と下々の不幸な関係」に凝縮されている。
  
チームプレーを念頭に置くのであれば、ぐちぐち言わず協力して前に進みましょ。
たまの愚痴は良いと思うけど、それだけじゃ前に進めない。少しずつでも良いから、より良いモノを作り、より良い生活を手にしたいものです。
  
サラリーマン生活に疲れた方・会社に不満や不信感がある方は、本書を読んで声を大きく出してみてください。ただし、注意書きにあるように自己責任でお願いします。

久しぶりの復活

バイクのマフラーが折れて早1か月。パーツを買いに行くのもままならず、やっと復活したので、そのメモ。
  
折れてしまったマフラーの根っこ

  
届いたパーツ


  
まず、余計な外側を外す

  
んで、折れた部分を外す…

  
で、Exマニをくっつける

  
次に、マフラーのパイプをくっつけて…

  
最後にサイレンサーをはめて出来上がり

  
ついでに、オイル交換も実施してみた。
取り寄せたパーツは以下の通りでした。(括弧内は部品番号)
【マフラー関連】
 ・ガスケット×2     (14181-18C00)
 ・ボルト×2       (09106-08120)
 ・エキゾーストパイプ×1 (14150-14F30)
 ・マフラー一式      (社外品)
【オイル関連】
 ・Oリング大:外側    (09280-54001)
 ・Oリング小:内側    (09280-13004)
 ・オイルフィルタ     (16510-25C00)
 ・ドレンボルト      (社外品)
  
さてと、残り少ない九州生活、どこに行こうか…。

温故知新と呪い

悩んだときは、古き場所に行くに限る。
という訳で、吉野ヶ里公園に古墳を見に行ってきた*1
  
梅雨も明けたし、バイクに乗りたいし…で、思いつきなのだけど「古墳って教科書でしか見たことないなぁ…」と、進路を佐賀方面へ向けた。当然、思いつきで出かけたので、半帽にサンダル、短パン、タンクトップという不埒な格好だった。
炎天下の下でテコテコと走り、古墳の案内を見つけるたびに立ち寄っていったのだが、数箇所見てから我に返った…「古墳ってデカくて、空から見ないとただの丘じゃん…」。なので、そこからは吉野ヶ里公園にまっすぐ向かった。
  
公園の入り口

物見櫓から見下ろす

埋葬されている様子
カメを2つ合わせた形で埋葬するのは北九州独自のものらしい…

方形墳の中は、こんな感じに発掘時の状態を維持している

  
炎天下の中、ゆっくりと4kmほど歩き回り、帰途につく。日が暮れかけた帰り道、なんとなーく、バイクの様子が変だなぁ…と思っていたら、バホバホと咳き込む排気音が聞こえたと思ったのも束の間、すぐさま凶暴な音色に変わった…。
マフラーに穴が開いて直管になったなぁ…と、なるべく静かに帰ってきた。家について下を覗き込むと…折れてんじゃん…(涙。


また手痛い出費が…。不埒な格好で行った太古の呪いかも…(涙。
  
  
あと、最近読んだ本。猟奇殺人がテーマだけど、その中には日常にありそうな悪意が下地になっている。普通の日常の中の非日常であり、その一線を越えるかどうかは、些細な事なのだろう。気持ちよい物語ではないけど、少し考えさせられる物語だった…*2

  • 連続殺人鬼 カエル男

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)

  • 迷宮

迷宮 (集英社文庫)

迷宮 (集英社文庫)

*1:先週のことだけどね…

*2:お勧めはしないけどね

命の遺伝子

命の遺伝子 (講談社文庫)

命の遺伝子 (講談社文庫)

遺伝子工学の物語。物語は少しスケールが大きく、ナチスバチカンまで出てくる。遺伝子操作による延命をテーマにしたエンターテイメント作品である。
感想はというと、とても面白いの一言に尽きる。ハリウッドか香港、もしくは韓国辺りで映画にしたら、面白い作品になるだろうな…と思う。
あとがきにも記されているが、心に残ったセリフを…。

  • 「運命は遺伝子なんかに左右されるものじゃなくて、自分で切り開いていくものだと思います」
  • 「焦るな。しかし怠けるな。人生は深く短い。そして生命は美しい」

特に印象に残ったのは後者の方で、自分を含め大半の人は、限られた人生の中、とかく自分の存在価値や理由に目を向けがちである。でも、それらは小さなことで、存在価値や理由は後から付いてくるものだと僕は思う。そのためにも、そのような小さなことに焦らず、そして価値や理由を創り上げるために怠けず、限られた人生を楽しみたい。
  
  

勇午 台湾編(1) (KCデラックス イブニング)

勇午 台湾編(1) (KCデラックス イブニング)

勇午の新シリーズが出た。今度は台湾編なのだけど、出だしに大分の臼杵石仏が登場する。こんなのがあるなんて知らなかった。こっちに居る間に行かなきゃいけないところが増えたのは嬉しい。梅雨が明けたら行ってみようと思う。

 http://www.city.usuki.oita.jp/sekibutsu/