Ron's Backlog

奔放不覊

Back to 東京

東京に戻ってきて2週間が過ぎた。異動早々、大阪に出張したり、プロジェクトの後始末と言うか、次に拡張するためにやらなければいけないことが多く、仕事以外の仕事(世の中では調整やらネゴというのかも…)を少しずつこなしていった。そのおかげか、仕事はかなり忙しいものの、ある程度の道筋は見えてきていて、暗中模索の一昨年、去年よりも、かなり気持ちは楽である。
  
それとは別に、今日は家族の事を書いてみる。僕自身は、家族のことを公開したり口にするのが苦手なので、読んでも気持ち良いものではないかもしれない…。支離滅裂になるだろうし。
  
1年半ほど、博多で一人暮らしをして感じたのは、僕は一人が性に合っているのだということ。昔から「付き合いが良さそうで、実は他人を排他的だ」というのは近しい友人たちから言われることだが、どうも家族に対しても、そのような要素があるようである。バイクや車で遊んでいるときに[チーム]という形にこだわっていたせいか、車を降りてからは形作られるのが好きではない。なので、[家族]という形の定義が好きではなく、子供に対する親のスタンスも、他から見れば少し冷たいものなのではないか?と感じる。別に子供が嫌いなわけではなく、子供を好きだという個人的な感情よりも、子供が成長したときに自立できるか?という責任が前にたってしまう。ある意味で言い訳かもしれないが、子供が自分で選択し、選択したものに責任を持つ…ということを常に子供に要求している。子供は息苦しいかもしれないけど…。
  
上の子は中1になり部活やら塾やらで自分の生活スタイルを身に着けつつあり、下の子も小4になって友達が固まりつつある。たぶん、父親らしいことが出来るのは、子供が小さい時の僅かな時間に限られていて、その後は子供の行いに対して責任を持つ事しか出来ないのだ…と言う事を今さらに感じている。僕は、今も、これからも子供に対し闇雲に可愛がる事が出来ず、孫が出来た時に孫を闇雲に可愛がるのだろう…、僕の父親と同じように。
  
子供達の世代が楽しく生活できる世の中にしたい…と言い訳しながら、今日も仕事。