心が折れる時(ちょっと弱音)
久しぶりに本を読んだ
先日の福岡に行った時、手持ち無沙汰で買った本
香山リカ先生の「しがみつかない生き方」
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
- 作者: 香山リカ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/07
- メディア: 新書
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4月に覚悟したことだったが、流石にキツイ
僕が行ったことだから、少しでも報いていきたい
上層部と調整し、客先と調整し、協力会社と調整し・・・
そして自分の実務もこなしてきた*1
周りから望まれることに対応していくのもキャパシティオーバーかも
そう思っていた時に、出会った本だった
無意識にタイトルで選んでると思うので、精神的にも追い詰められてるのかもしれない
全てにおいて余裕がない
ついでに体重も更に減りつつある・・・ダイエットだけのせいじゃないかも(笑
この本は、精神科医である香山リカ先生の経験則やアドバイスが書かれている
依存しないことで、心にゆとりができるはず
確かにその通りだと思う
でも、人は追い込まれることで、何かしらに依存する
一人で居ることが出来ないから誰かを求めるのではないだろうか?
依存しないように準備をしておくことは大事だと思う
でも、突発的に依存せざるをえない状況に陥ってしまう事もある
そういう弱さを僕は人間らしいな・・・と思う
誰しもが強い訳ではないし、誰しもが弱さを持っているから
仕事中は強くしてても、終電に揺られながら吊り革を眺めていると、無性に逃げ出したくもなる
ただ、慕ってくれている同僚や後輩、期待してくれている先輩や上司を裏切る自分は赦せない
僕は自分のキャパシティを超えても、人のために何かをしたい
ただ、それが自分のエゴだと解っていても・・・
何もしない自分は赦せないから・・・*2
結局は人のためと言いながら、自分のためなんだろうな
仕事やその行為に依存しているのかもしれないし
心が折れた時、ちょっと読んでみると良い
香山リカ先生の話す言葉は実経験(だと思う)を基にしているから、とても気持ちが伝わる
言葉はキツイけれど、きっと良い人なのだろう
こういうスッとした女性に憧れる・・・*3