人の話を聞くということ

聞く力
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個人的に阿川氏が好きなので読んでみた。40代になってから、だんだんと人の話を聞けなくなってきたところがあり、また、だんだんと経験則に偏った判断をするようになってきている自身を反省し、周りの人の意見を取り込めるようになっていきたい。
  
**1.はじめに(人の話を聞くということ)
人の話を聞くということは、ただ聞くだけでなく、その言葉を理解し、自分の中に取り込み、相手の考えに即して考えをトレースしてみることだと思う。このため、人の話が聞けないということは、相手の立場に立てないだけでなく、対等な立場に立ってないのだと考える。多くの経験を持てば、様々な事象に対して、自身の経験則から判断しがちになってしまう。まず、自身の姿勢を正すことが、大事な要素である。
  
**2.聞くことで得られること
聞くことで得られることは多くある。相手の経験であり、考え方であり、違うものの見方でもある。著者は笑福亭鶴瓶師匠の言葉を借りて「会話は生もの」とし、人の相性はあるものの、先入観を持たずに会話をすれば、人の違う側面を知ることが出来るという。そのような人の「意外性」を、以下のように記している。
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<i><b>「聞く力」 -P.143 Ⅱ聞く醍醐味(20先入観にとらわれない)より-</b></i>
もちろん、中には会う前のみならず、会ったあとも「相性の悪い人」がいないわけではありません。でも、そういう人でさえ、想像していた面とは異なる、新たな「嫌な部分」や、あるいは案外、「魅力的な部分」、「尊敬に値する部分」のあることを発見して、「聞いてみなきゃ、人はわからないものだねえ」とつくづく実感することが多いのです。
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人の好き嫌いは、考え方や趣味が合う/合わないだけの話に過ぎないと思うので、人を理解するためには、やはり会話が大事であり、それを抜きにして理解しあう方法はない。人である以上、感情が入ってしまうのはしょうがないけれど、刺身や鮨など生ものを食する文化を持つ国の人なのだから、生ものである会話を大事にして、相手の考えなど多くの事を吸収したいところです。
  
**3.まとめ
会話はキャッチボールと言われるように、互いの話を聞き、話の主題を積み上げていくことが大事なのだと思う。これは、会議などの議論にも通じることだが、会話を楽しむことをしなければならない。少しずつでも良いので、人の話を聞き、その主題を膨らまし、そして楽しめるように、自身の姿勢を治していきたいと思う。
  
**参考.
相づちの打ち方から会話のツボまで(http://hon.bunshun.jp/articles/-/469