プロジェクトマネジメント

プロジェクト・マネージャーが知るべき97のこと
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プロジェクトマネジメント(以下、PMと略す)については、多くのHowto本が出版されており、多くの手法が存在する。僕自身も多くの本やインターネット上の情報を頼り、様々な方法論を参考にさせてもらっているのだが、ここでは個人的な経験則を記しておきたい。

**1.マネージャの役割
個々人の考え方があるので、絶対正しいとは思っていないが、マネージャの役割は以下の2点に集約されると考えている。
+全てをチーム員に任せ、舵取り(方向性の調整)とフォローアップ(問題発生時の根回し)
+責任を取ること

**2.PMに必要なこと
必要なことは「任せること」に尽きる。
正直なところ、何事も自分でやった方が早いし、自分の思い通りになるので責任もとれる。日本企業の中間管理職は、「現場の仕事+マネジメント業務」が強いられる事が多いので、管理職が「任せられる人」と「任せられない人」の2つに分類される。僕は*1、いまだ「任せられない人」なのだけれど、降ってくる仕事の中で任せる仕事は任せている(…つもり)。必要な教育を施し、ある程度の経験と知識を持っていると判断できたら、やる気の有無に関わらず任せる…ようにしている(つもり)。

**3.具体的な手段
マネージャとしてチーム員の資質を見極め、プロジェクトのパートを任せることからスタートするのが良い。特に、経験済みのパートだけでなく、その中に初めてとなるパートを織り交ぜていくのが理想的ではないだろうか。ただし、初めてとなるパートはスケジュール的に余裕を持たせてあげる必要があると共に、進捗が遅れる可能性が高いのでテコ入れしてあげることも必要である。

**4.課題
僕の場合は時間管理(タイムマネジメント)に尽きる。
「家でも、移動中でも、ネットがあれば仕事ができる…」という考え方は自分の都合でしかない。僕は、会社の中に居るのが好きではないので、どこでも仕事ができる環境を作ってきた。その結果、周りがその環境に振り回されることになってしまったと思う。ノマドなワークスタイルが人気を博しているようであるが、チームで仕事をするのであれば、時間を限定した環境でのワークスタイルも必要なのだな…と再認識した。チーム員の仕事の進捗を見極めつつ、進捗が滞らないように時間を調整すること、特に僕の場合は自分の役割や判断を適宜行える環境を作ること…が課題である。

***5.まとめ
呉港や江田島の海に浮かぶ牡蠣棚を見ながら、上記のようなことを考えていた。
しかし、上記の事やHowto本に記載されることの多くは「プロジェクトマネージャが、プロジェクトをこなすためにすべきこと」であって短期的な視点でしかないのではないか?という疑問を、最近持ち始めた。プロジェクトマネージャの本当の仕事は、よくわからないプロジェクトを極力ルーチン化すること(ソフトウェア的に言えば、フレームワーク化していくことに近いかな…)なのかもしれない。業務効率を上げる一番の方法は、定型化して自動化することにあり、そのために無駄の排除しルーチン化することが必要なのだと思う。

*1:管理職じゃないけど、おおむね管理職の仕事もこなしているだろう…という自意識過剰な目線で見てみた場合…の話。