立ち止まり、振り返る

彷徨っている人に僕からの経験則を。

ある人と話していた時、「10年間は経験を積む」という話が出た。諺にある「石の上にも3年」と同じような意味なのだと思う。10年の経験を積んだ後、先に何かが見えるのか?と考えてみると、正直なところ何も見えない。では、なんでも出来るか?と問われると、やはり何が出来る訳でもない。どうにも情けない話である。

僕は感情的な人間なので、落ち込んだり、浮かれたり、周りに迷惑をかけつつも、自己嫌悪しながら少しずつ前に進んでいる。そこで、自己嫌悪に陥ったときや、自分が何をやっているか解らなくなったときのために、僕がしていることを書いておく。

仕事でも、プライベートでも、成果や自分が行なったことを記録しておくこと。それは、ブログや日記ではなく、きちんと形として残しておくことだと思う。僕は、仕事でもプライベートでも行き詰まることが多いので、自分のPCに全ての仕事の成果品を残している。各年に行った仕事の成果品を見直すことで、自分の成長を感じることが出来るからである。高村光太郎の道程を思い出して欲しい。

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため

これから先のことは想像に過ぎない。逆に、今までのことは善し悪しに関わらず実績である。実績を見つめ直し、自分の成長を感じ、そして前を向けば良いのだと思う。

昔、堀江さん(ホリエモン)が全盛だった頃に、「(立場を山に見立て)社長には社長の見える景色がある。より多くの景色を見るためには上に立つことだ。」と言っていた。これに準えれば、10年間の経験を経ていくうちに、少しずつ景色が広がっているはずなので、見えている景色の違いに気付かないかもしれない。何処にも行けてない訳ではなく、少しずつかもしれないが誰でも前に進んでいるものだ。