症候群

2年がかりのプロジェクトも終わり、燃え尽き症候群にかかっている。この1週間は同僚のフォローアップをすることでモチベーションを保ってきたが、そろそろ限界かもしれない。今回のプロジェクトも問題が山盛りなのだけど、根を詰めるとリターンもでかいのだと言う事を再認識した。なので、今日はリハビリがてらバイクで久々のロングに出た。相手してくれた方には申し訳なかったけど、良い1日となった。
  
それはそうと、今や日本中が「それみたことか症候群」にかかっていると思う。特にネットの世界が顕著だ。リスクが有ることは、前もって理解しているはずで、その政策やら方針やらは住民投票にかかっている。どの様な事業も短期で実施されることは無いので、計画があり、実施設計があり、その間に住民説明や話し合いの場が持たれているのは周知の事実であるはず。例えば、2輪車に乗れば、事故を起こした際、4輪車と比較して自身が怪我を負うリスクは高まる。それと引き換えに、4輪車よりも開放感を味わえ、周囲も渋々了承する。しかしながら、事故を起こして怪我をすれば、周囲は口を揃えて言う…「それみたことか!」。
現在、日本を襲っている問題の原因は地震であり津波であった。その原因に対し、自分たちの生活をどこまで保てるのか?また、どこまで防げるのか?を論議し、復旧や復興を行っていかなければならない。それが何時の間にやらすり替えられ、皆が言う…「それみたことか!」。
起きてしまった問題に対して、誰かに責任を転嫁するのは問題があると思う。今の日本の環境は、それぞれの人が議員を選択してきた結果であって、民意の総意とまでは行かないまでも投票してきた結果であり、棄権してきた結果なのである。
ここで、少し話をすり替えてみよう。自分が進めている仕事を周囲が傍観している。応援をしたり、反対されたり、注意を促されたりしながら仕事を進める。仕事は順調に進み、周りに利益を配分することが出来る程、成功していく。そこに想定範囲外のエラーが発生してしまい、仕事が失敗に終わってしまう。失敗した途端、周りは手のひらを返して言う「それみたことか!」。
生命の危機があるので、一概には言えないのだが、バブルが弾けた原因は銀行では?リーマンショックの原因は?それによって影響を受け生命の危機に晒された人も多いのではないだろうか?
話を元に戻そう。どんな事象でも事故のリスクは内包している。人が自然に敵わない以上、人が作り出す物に「絶対」という言葉はない。免震構造や耐震構造の建物は、そのようなエラーに対処するために改善を重ねてきた結果であり、ひとつの成果でもある。机上の論理だけでなく、根幹にある原因を見出して、次のステップに繋げていく必要があると僕は考える。
ともあれ、安全で平和な日本に早く戻ることを祈るばかりである。