謹賀新年

束の間の帰省は、挨拶回りにドタバタし、時間を有意義に使えないままに仕事場に戻るところである。昨年末に読んだ「The Web is dead」を読んでから、少しソフトウェアというモノに疑問を抱いていて、仕事のみに費やした昨年を振り返りつつ、今年の意気込みなんぞをまとめてみたいと思う。
  
まず、ソフトウェアを作ること(仕事のこと)については、曖昧性を極限まで許容して行きたい。
これは、トラブルの発生とトレードオフの関係にあり、ソフトウェアの在り方(構築するソフトウェアの目的)とも関係が深いのだが、ソフトウェアというサービスが人の生活に密着させていくのであれば、曖昧性を許容していかざるを得ないのではないか?という疑問点にある。ソフトウェアの目的が効率化であれば、徹底的な合理主義を行い、曖昧性を取り除いていくべきであるが、生活の一部として取り込んでいく場合は、曖昧性を許容して利用者に判断を任せていくのもアリなのではないか?と考えているからである。これは、責任の所在を曖昧にするのではなく、データフローやワークフローに曖昧性を持たせていきたいということである。
  
次に、考え方をニュートラルな状態に戻そうと考えている。
年を重ねることに感じるのが、経験則により自分の考え方に幅がなくなってきていて、他の考え方を客観的に評価/判断できなくなってきている。これは、成長しているという点で良いことではあるのだけれど、少なからず若い世代の攻撃的な提案を受け入れる事に支障をきたす恐れがある。目標や目的に純粋になる事は忘れずに、方法ややり方などについては、なるべく自分の意思を抑えていきたいと考えている。
  
3つ目は、情報量を増やすことである。
仕事柄、情報系の仕事といえど、地方財政や経理的(簿記?)な内容の事を中心に勉強していたのだが、今年は情報系の勉強と情報収集に励み、お金の勉強は簿記に特化することにした。僕自身がゼネラリストとして在りたいので、様々な情報を仕入れておきたかったのだけど、齢が40近いので少し専門性も深めておきたい。
  
最後に、仕事がらみのこととなるが…
昨年は、IBMの広報さんの協力を頂いて、いろいろなメディアに発表させていただいた。現在構築中のプロダクトは、MicrosoftWPFを利用した公共事業向けアプリケーションであるので、Microsoftの広報さんを通してメディアに紹介していただけると嬉しいなぁ…等と考えている。メディアを通じて自分たちの考え方を提案し、それに対するフィードバックを頂けることがとても嬉しい。自分たちが行っている事は一つの提案であり正解ではない。少なくとも、正しい方法は今のところ無いので、様々な人の意見を取り入れてブラッシュアップしていきたい…と考えている。
  
なんだか、今年も仕事漬けの一年になるのだろう…と思う。