DVD祭り
世の中は、キリスト生誕祭。メリー・クリスマス!
街中に繰り出すにも寒いので、引きこもってDVD祭りでした。
まず「インセプション」。
映像が素晴らしい。ストーリーは混乱極まりないので、日本人には向かないと思うけど、夢やデジタル世界との輪っかは、一昔前のリングを思い出した。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/12/07
- メディア: DVD
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2本目は「ソルト」。アンジーのアクション映画を観たかった…。やはりアクション女優として美しい演技だなぁ…と感心した。スパイアクションとして楽しめる映画だった。
ソルト デラックス・ディレクターズ・コレクション [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: DVD
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3本目は「シーサイドモーテル」。シーサイドモーテルを舞台に、様々な人の人生が1日を通じて交差するのは感慨深いのだけど、少し物足りないかも…。俳優さんの演技が上手なだけに、少し残念かも。前の2本を観てなかったら感想は変わっていた可能性が高い。
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/11/26
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4本目は「TRON」。映画「TRON LEGACY」を観る前に観直すことをお薦めしたい。「TRON LEGACY」も単純に楽しめるけど、本作を見てからの方が、映像の進化とストーリーの繋がりが、より解り易いと思う。久しぶりに見直したのだけど、1982年当時の映像としては凄かったのが伺える。当然、GUIなんてないコンピュータ世界で映像化したのは見事だったと思う。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/12/21
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5本目は「アウトレイジ」。出てくるのは全て悪人…とのCMどおり、暴力的な映画の極みだと思う。映画として云々を抜きにして、義理・人情とお金のコントラストがクローズアップされていると思う。北野監督が、何を表現したかったのか?少し戸惑うところがあるのだが、来年秋に公開されるアウトレイジ2を観てみたいとも感じた。そんなに酷評されるほど酷い映画ではなく、どちらかと言えば暴力や絶対的な悪を表面に押し出した映画であったと思う。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/12/03
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6本目は「パイレーツ・オブ・シリコンバレー」。AppleとMicrosoftの創業時の話。スティーブ・ジョブスとビル・ゲイツを中心に、様々な天才たちが踊りまくる。何をしても比較されがちな2人だけど、そもそも2人が目指しているものが違っていると感じた。
スティーブ・ジョブスは自分の理想を追い求め、ビル・ゲイツは自分の実力を信じていた。そして、同じく対照的なのが、ハードウェアのスティーブ・ウォズニアックとソフトウェアのポール・アレン。Microsoftのスティーブ・バルマーも見逃せないけど、彼らの表情や台詞が2社の思想を示しているのだと思う*1。様々なサービスをパッケージとしてコンピュータを作るAppleと、コンピュータをより便利に利用できるようにソフトウェアを作るMicrosoft。2人の創業者が目指した結果を目の前にしている訳だけど、対照的な2人の勝ち負けは抜きにし、2人の信念(信じるものを貫き通そうとする姿勢)は共通するもので、見習わなくてはいけないものだと感じた。経済的な成功が目的ではなく、より良いモノを提供しようとする姿勢が、何よりも眩しく見えた。
Pirates of Silicon Valley [VHS] [Import]
- 出版社/メーカー: Turner Home Ent
- 発売日: 2000/05/16
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ピザとコーラ、そしてポップコーンを用意しなかったせいか、少し寂しい1日だったかな。
*1:Appleは嫌いじゃないけど、スティーブ・バルマーが、本作の中で「いつからコンピュータは宗教になったんだ?」という台詞が印象的。ブランド化したスティーブ・ジョブスは凄いと思うけど、Appleの凄さを理解している人が少ないのが哀しいかも。