「ウェブで学ぶ」を読んで 〜はじめに〜
梅田さんの本を買ってみた。
ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫,飯吉透
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/09/08
- メディア: 新書
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「買ってみた」という言葉は適切ではない。将棋は興味が無いので、ウェブ進化論や本書のような読者に問いかける本を待っていた…というのが本音である。現在は通勤徒歩10分の腑抜けた生活を送っているので、本を読む時間を確保するのが難しい。そこで、自分の記憶代わりに各章ごとの感想を綴っておこうと考えた次第である。
本書の目次は以下のとおり
はじめに(飯吉透)
第1章 ウェブ進化が人生を増幅する(梅田望夫)
第2章 オープンエデュケーションの現在(飯吉透)
第3章 進化と発展の原動力
第4章 学びと教えを分解する
第5章 オープンエデュケーションと日本人、そして未来へ
おわりに(梅田望夫)
まず最初に、「はじめに」の感想を綴っておく。
本書はMITの講義の風景から始まる。そこからMITのOCWの話に展開し、ウェブを利用した学びのスタイル(特に"学ぶ姿勢")を促す形で章をまとめている。
現在は、ウェブ進化論の頃に比べ、ウェブ上で学べるコンテンツが充実しており、また検索技術や翻訳技術も向上しているため、学びたい(知りたい)気持ちとウェブを閲覧する環境があれば、誰でも学ぶことが出来る。とても良い時代になったものだと思う。
逆に考えると、そのような環境で育った者たちと凌ぎあっていかなくてはならない環境であるとも言える。自身も少し見直さなければいけないと感じている。