真夏の悪夢

最近、よく夢にうなされて目が覚める
本当にくだらない夢なのだけど、鮮明に覚えている
  

僕はバイクに乗っている
大学に向かっていて、愛車であるRZ350に跨っている
機械工学科に行ってる友達が横に並ぶ
彼の愛車はGPZ400F
2人で並んで走ると、意外と目立って楽しい
二人で少し大きめの音を鳴らしながら学校へと向かっている
  
学校に着きバイクを置くと、僕と友達はバイクの話をしながら学校へと向かう
校門の脇に大きな掲示板があり、そこに向かっている
  
僕は僕を抜け出し、少し後方から僕と友達を見つめている
バイクの話をしながら、楽しそうに歩いていく
我ながら、遠くから見ていると「ただの馬鹿だなぁ・・・」と哀しくなる
  
校門の脇に大きな掲示板があり、卒業者の名前が貼りだされている
僕は僕を追いかけて歩いていく
友達が僕に近寄り、「卒業できてたよー」と笑顔で話しかけているが、僕の表情は焦っているように見える
  
ふと我に返り、僕は掲示板に目を移す
あっ・・・僕の名前がない、だから表情が焦っていたのか・・・
何の感情も無く、ただ僕のことを見つめながら冷静に分析する
  
友達が僕を気遣い、そのまま箱根に行こう・・・と誘ってくれている
暗い表情のままの僕は愛車に跨り、友達と箱根に向かう
少し大きめの音が耳にこだまし、いくらか表情が和らいでるようだ
  
箱根のターンパイクに入り、スピードが上がっていく
グングンとスピードは上がり、少し危なっかしくなっていく
友達は早めにリタイアし、自分のペースに戻ったようだが、僕はスピードを緩めず、更にアクセルを開けていく
  
僕は、危なっかしい運転をする僕を少し高い位置から見下ろす
気持ちは解るよ・・・
そう心の中で声をかけたとき、前方から10tダンプが下りてくるのが視界に入った
危ない・・・
そう思った時に、僕は僕の中に急速に引き戻された
  
前からダンプが来るのは解っている
でも、アクセルは緩めることが出来ない
右カーブを中央車線ギリギリにバイクを寝かしこむ
前方からダンプが中央線を跨いで来るのが視界に入る
  
正面からぶつかるか、無理にバイクを起こしてガードレールにぶつかるか・・・
すかさずバイクを起こし、ガードレールに向かっていく
衝撃と共に僕の体は空を飛び、青い空を下に見ながら舞っていく
  
なぜか記憶が鮮明に蘇る
学生の頃、こんなことがあったな・・・あの時は地面に叩きつけられて全治3ヶ月だったっけ・・・
安心する僕は受身の姿勢をとり始める
  
どれだけ待っても地面に叩きつけられない
だんだんと、空が遠くなり、僕がぶつかったガードレールも見下ろしている
あっ、違うんだ・・・

  
ここで目が覚める
どこまでも落ちていく感覚
事故の記憶と留年の記憶が入り混じったふしぎな夢
嫌な夢だけど、どこか懐かしく嬉しかったりもする
  
複雑な気分・・・